2022年5月22日日曜日

復活節第6主日礼拝【礼拝動画】

本日5月22日は、復活節第6主日の礼拝でした。
長野教会は主日礼拝として、松本教会は通信礼拝として、10時半から守られました。
ライブ配信において祈りを合わせてくださった方々にも感謝いたします。

私事ですが、無事第一子が生まれました。その喜びを教会の皆さまと分かち合うことが出来ましたことにも感謝いたします。
長野教会の庭を見ると、アヤメが咲いていました。
アヤメの花言葉は「希望」「メッセージ」「良い便り」。今日という主日においても、個人的にもぴったりの花が咲き、うれしい気持ちでいっぱいです。
皆様におきましても、希望あふれる一週間になりますように。




**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
使徒言行録16章9-15節〈新p245〉
ヨハネの黙示録21章10,22節-22章5節〈新p478〉
ヨハネによる福音書5章1-9節〈新p171〉


説教「全てを担いで歩みだす」

*祈り*

罪の贖い主なる神様。
私たちの中にある罪は、計り知れないほどに深く大きいものです。
私たちが苦しみの中にある時、どうしても私たちは関係のない誰かに対して愛を失ってしまったり、あろうことか憎しみと怒りを向けてしまうことすらあります。
しかしキリストを通して起こされた奇跡とその救いは、単に病のいやしに留まることがありませんでした。
あなたの奇跡と導きは、私たちを癒すだけではなく、罪を見つめさせ、悔い改めさせ、再びあなたの愛に生かすためのものであることを、み言葉を通して語ってくださいました。
それこそがあなたの全き癒しであることを、キリストを通して示してくださいました。

世界中で、多くの人々が、それぞれに苦しみの中に歩んでいます。
戦争や病のため、老いや人間関係の為、そして何よりも一人ひとりの中にある罪のために、わたしたちはあらゆる苦しみを抱えることがあります。
しかし主よ、それこそが私たち人間の本質であることを、あなたは知り、受け止めてくださいました。
私たちを何もかも違う存在として生まれさせるのではなく、今日この地上のいのちにおいて、私たちを悔い改めへと導く御言葉と救いを語ってくださっています。
それは、私たちの罪の姿をもあなたが愛してくださり、寄り添ってくださったことの証でもあります。

どうか主よ、私たちひとりひとりが抱える罪と病の床を、あなたの御言葉と支えによって担ぐことが出来ますように。
そしてそこにこそ、全ての人の罪を十字架において担がれたキリストが、私たちと共にいてくださることを信じます。
今、自分の力ではどうしようもない苦しみの中に留められている人々のために、私たちは祈りを合わせます。
どうか主よ、苦しみの中にある人々のすべてを癒してください。
一人ひとりが自分の全てを担いつつ、あなたに従って歩んでいくことが出来るように、あなたの御言葉に聴き、支えと導きを受けて、今日からの歩みを始めることが出来るように、送り出してください。