2022年6月26日日曜日

聖霊降臨後第3主日礼拝【礼拝動画】

本日6月26日は、聖霊降臨後第3主日の礼拝でした。


松本教会は通信礼拝として、長野教会は主日礼拝として、両教会10時半より礼拝が守られました。
いよいよ梅雨も終わりかと思うほどの暑さがやってきました。
教会でも冷房を付け始めました。
こまめな水分補給を欠かさずお過ごしください。
今日の日課の中で語られたように、日々それぞれの場所にあって、キリストの弟子としての働きを一人ひとりが担うことが出来ますように。


**本日の礼拝動画**


(▶️をクリックすると再生されます)
※長野教会の礼拝動画となります。

**本日の使徒書・福音書**
列王記上19章15-16,19-21節〈旧p566〉
ガラテヤの信徒への手紙5章1,13-25節〈新p349〉
ルカによる福音書9章51-62節〈新p124〉


説教「厳しさの中にあるもの」

*祈り*

福音の主なる神様。
私たちはこの一週間を振り返ると、人と人との関わりの中で、多くの重荷を抱えて過ごしてきました。
その重荷は、余裕をなくした一言であったり、誰かを十分に愛することのできなかったことかもしれません。
わたしたちが愛に立つとき、そこにはどうしても限界があることを私たちは知らされます。
あなたの愛と誠実さ、寛容と平和に満ちて歩もうとしても、どこか不十分に感じてしまうことがたびたび起こります。

しかし主よ、だからこそあなたは、主に従おうとする一人ひとりにとって最も必要な言葉を語ってくださいます。
厳しさの中に問いかけと気付きを与え、再び私たちが小さなキリストとして立ち上がることが出来るようにしてくださいます。
そして、私たちが担う不完全な愛にあっても、あなたは一人ひとりを送り出していかれました。
それは、そのような不十分さを通してなおあなたが働いて下さり、私たちと関わるひとりひとりを福音にあずからせてくださるためでした。
世界中で起こる争いと痛みは、元を辿れば一人ひとりの愛の欠如に繋がります。
愛に満ちたもう主よ、あなたが絶えざる愛を込めた厳しい御言葉をもって、悔い改めを語られたように、主よ、罪の中にあるひとりひとりに、そしてわたしたちのうちに、今日の御言葉を何度でも思い起こさせてください。
私たちが今日あなたに招かれて御言葉を聞く時を与えられ、あなたの御心に生きる者として新しくされ、福音を携えてこの主日において送り出されていることを、どうか教えてください。
そして今日よりも明日が、明日よりも明後日の世界が、あなたの愛によって、少しでも悲しみと苦しみが減った世界へと変わっていきますように、私たち一人ひとりを、導き用いてください。