神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。
──コリントの信徒への手紙 二 6章1節
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ある本に、「人生の最後の瞬間に何をしているかを考えたことがありますか」という問いがありました。──コリントの信徒への手紙 二 6章1節
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その本には続けて、人生の最後に神様が現れて「あなたは生まれ変わって、もう一度同じ人生を過ごすことになるが、いいか」と問われたら何と答えるかとありました。
これに対する一番幸せな答えは「大変なこともたくさんありましたが、もう一度この人生で結構です」というものかもしれません。
パウロも大変な人生を歩みましたが、「わたしの恵みはあなたに十分である(12:9)」という御言葉を聞き、苦難の時にも支えられました。
一人ひとりの人生は神様の恵みに満たされています。
この人生で良いと言える信仰が与えられているのです。
生涯の終わりに神様の恵みに感謝できる人生を、今日から踏み出してまいりましょう。
(20230604週報記載)
……今週の黙想とは……
日曜日だけではなく、平日においても聖書の言葉に触れる機会として用いていただければ幸いです。
引用されているみ言葉だけでなく、聖書を開き、その前後や他の箇所を開いてみましょう。
そして、そこに生きていた人々に思いを馳せ、そこにあなたも生きていて、語りかけられているという気持ちで読んでみましょう。
自分はみ言葉を聞いてどのように感じたかを大切にし、ゆったりと考えてみてください。
あなたの日々がみ言葉によって豊かにされますように。