本日2月26日は主の変容主日の礼拝でした。
野口和音牧師の説教により、
長野教会は聖餐礼拝として、
松本教会は通信礼拝として
両教会守られました。
また、礼拝後は長野教会で婦人会の聖書研究も行われました。
少しずつ春の足音が聞こえてきそうな気温になってきましたが、まだまだ冷え込みが厳しい日もあります。
急な気温の変化に体調を崩す方も多い季節です。どうぞお体に気を付けてお過ごしください。
ローマの信徒への手紙5章12-19節〈新p280〉
マタイによる福音書4章1-11節〈新p4〉
主よ、あなたは一人の人間としてこの世にお生まれになり、すべての人の隣人として生き、み言葉を語ってくださいました。
それだけでなく、私たちを友と呼んでくださいました。
それは私たちの罪が、いつでも私たちと誰かとの関係を遠ざけ、自分のことだけを考えようとするものであったからです。
主よ、あなたは私たちの心の内をすべて知っておられ、そのうえでわたしたちを赦し、永遠の友としてくださいました。
わたしたちが大きな苦しみ悩みの中にあってあなたを捨て去ることがあろうとも、あなたはわたしを決して捨て去ることがなく、それどころかわたしたちの重荷を共に担い、その罪を代わりに償ってくださるために、十字架へと向かっていってくださいました。
主よ、そのようなあなたの関わりにこそ、わたしたちも生かされることが出来ますように。
赦しと愛によって、苦しみ悩み、私たちを遠ざけようとする人々のために、助けるための手を差し出し、祈りを絶やすことがありませんように。
この世は人と人との関係の破れに満ちています。
私たちの罪がそのようにしてしまっています。
孤独の中に切り離されてしまった人、病の中で一人苦しんでいる人を、主よ、あなたはその目でご覧になられ、自ら一人ひとりに語り掛け、手で触れ、そのみ言葉をもって関わりの回復をもたらしてくださいました。
どうか主よ、私たちもまた、そのようなあなたの働きのために、用いてください。
誰一人として孤独に苛まれることのないように、そして誰一人、自分を神として、自分勝手に他者を傷つけることがないようにしてください。そのために必要なみ言葉をもって、癒しと悔い改めをそれぞれにお与えください。
世界中で不安定な状況が続いています。
昨日は北海道でも震度5弱の地震が起こりました。
トルコで起こった大きな地震では、今でも救助活動が続けられ、天に召された方々も増え続けています。
人の罪によるものだけでなく、私たちの手の届かない異常気象によっても、私たちの命が脅かされることがあります。
そのようなときにこそ、私たちが自分勝手にならず、キリストがそうされたように、配慮しあい、助け合い、支え合い、祈りあう、愛の満ちた交わりへと押し出してくださいますように。
あなたのみ言葉の全てによって私たちを支え、明日からの日々があなたの御心に適ったものになるように、導いてください。