2020年5月31日日曜日

聖霊降臨祭(ペンテコステ)礼拝ライブ配信動画。20200531

本日5月31日は聖霊降臨祭(ペンテコステ)の礼拝でした。
10時半より松本教会にて、14時半より長野教会にて行われました。
松本教会でYoutubeのライブ配信も行いました。



聖霊降臨祭ということもあり、多くの方々と共に祈りを合わせることができました。
その恵みに感謝するとともに、これからも新型コロナウイルスの感染予防に努めてまいりたいと思います。
この数か月、時には会堂での礼拝が中止される中で私たちに問われたことを通して、私たちが礼拝に何を求めていたのかを浮き彫りにしたのだと思います。
そしてその問いかけによって、より一層私たちは強められ、礼拝の恵みをはっきりと受け取ることができるようになったと言えるかもしれません。
この時を感謝しつつ、これからの一週間を過ごしてまいりましょう。

なお、主日礼拝のYoutubeライブ配信は今週でおしまいとなります。
もしよろしければ教会へと足をお運びください。
また、ご不安な方のために、下記のように主日説教音声など引き続き配信いたします。
ご家庭での祈りのために用いていただければ幸いです。

**本日の使徒書・福音書朗読**
使徒言行録2章1-21節〈新p214〉
コリントの信徒への手紙 一 12章3b-13節〈新p315〉

ヨハネによる福音書7章37-39節〈新p179〉


**本日の主日説教「渇きを問われる」**


*祈り*

私たちの導き主なる神様。
私たちは今日、あなたが弟子たちに聖霊を注ぎ、世界で初めてキリスト教会を立てられたことを思い起こしました。それはまさに弟子たちがあなたを求める祈りを通して与えられたものでありました。
私たちもまた、時に会堂での礼拝が中止され、一人ひとりが寂しさと不安の中に閉ざされる中においても、祈り続け、今日まで耐え抜いてまいりました。
主よ、そのような中であなたは聖霊を通して、私たちに呼びかけてくださいました。渇きのゆえに私たちの心をあなたへと向けさせ、喜びをもって祈りを一つにし、今日、私たちを恵みで満たしてくださいました。
私たちが主の日を迎えるたびに、このようなあなたの働きを思い起こし、それによって新たにされていく、主日をそのような時としてください。そしてそのために渇いている一人ひとりをこれからも招いてください。
あなたの御言葉を求め、渇きを満たそうとやってくる全ての人々が、あなたの聖霊を受けて「イエスこそ主である」と告白することができますように。あなたの聖霊によって私たちをこれからも一つにしてください。あなたが聖霊を通して私たちと共におられ、導いてくださっていることを覚え、力づけられて、これからの信仰の旅路も歩み通していくことができますように。

2020年5月28日木曜日

次回31日・聖霊降臨祭(ペンテコステ)の御案内

次週5月31日(日)は聖霊降臨祭(ペンテコステ)の礼拝です。

野口和音牧師の説教
「渇きを問われる」

と題して、
松本教会では10時半より、
長野教会では14時半より、
主日礼拝として守られます。

また、当日10時より、当ブログにも家庭礼拝の式文と説教音声等を公開いたします。
また、10時半より礼拝のライブ配信もする予定です。
ご家庭で祈りの時を持つ際、用いていただければ幸いです。

† † †

祭りが最も盛大に祝われる終わりの日に、イエスは立ち上がって大声で言われた。「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」イエスは、御自分を信じる人々が受けようとしている“霊”について言われたのである。イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、“霊”がまだ降っていなかったからである。

──ヨハネ福音書7章37-39節

2020年5月27日水曜日

今週の黙想文(マタイ14:26)

安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。
──マタイ福音書14章26節

† † †

キリストのみ言葉は、私たちに真理を示し、信仰を通して慰めや平安をもたらすものです。
しかし私たちはしばしばそうして与えられる良いものばかりに目を奪われ、いざ目の前に苦難が訪れたとき、神様を見失ってしまうことがないでしょうか。
弟子たちも船の上で嵐に遭っていた時、近づいてこられたキリストを「幽霊だ」と思ってしまいました。
キリストは嵐の中を歩いてこられるのです。嵐を止めてから凪の水面を渡ってこられるのではありません。
弟子たちが嵐の中で声を聴いたように、苦難の中にこそ響いてくるみ言葉が、その苦難を乗り越えさせる信仰と、まことの平安を与えるのです。
ペトロはキリストだとわかると、嵐がおさまる前に「水の上を歩いてそちらに行かせてください」と願いました。
苦難の中にあってなおキリストに信頼し、近づいてくださる主に私たちも踏み出すとき、そこには救いの御手が必ず差し伸べられるのです。
苦難と悩み苦しみの中にあるときにこそ、嵐の中であなたに近づいてくださっているキリストを捜し求めましょう。

(20200524週報記載)

……今週の黙想とは……

日曜日だけではなく、平日においても聖書の言葉に触れていただく機会として用いてくだされば幸いです。
引用されているみ言葉だけでなく、聖書を開き、その前後や他の箇所を開いてみましょう。
そして、そこに生きていた人々に思いを馳せ、そこにあなたも生きていて、語りかけられているという気持ちで読んでみましょう。
自分はみ言葉を聞いてどのように感じたかを大切にし、ゆったりと考えてみてください。

あなたの日々がみ言葉によって豊かにされますように。

2020年5月24日日曜日

5月24日 主の昇天日礼拝 ライブ配信動画

5月24日 主の昇天日礼拝のライブ配信動画です。
音量を大きくしてご覧ください。



新型コロナウイルス感染予防のため、式文は唱える形での礼拝となりました。

いよいよ来週5月31日は、聖霊降臨祭(ペンテコステ)です。
キリストを天に見送った弟子たちに聖霊が降り、キリストのよき知らせを人々に語り始めた記念すべき「教会の誕生日」を祝う主日となります。
皆で「教会の誕生日」をお祝いしましょう。

松本教会は10時半から、長野教会は14時半から礼拝を行います。
どうぞご自由にお越しください。

主の昇天日礼拝 家庭礼拝式文・音声

5月24日・主の昇天日の家庭礼拝用式文です。
讃美歌・聖書朗読・説教音声等と一緒に用いていただければ幸いです。
♪が付いているところは、音声が流せます。

1 初めのことば
 主よ、わたしの唇を開いてください。この口はあなたの讃美を歌います。
 神よ、速やかにわたしを救い出し、主よ、わたしを助けてください。
 父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン

2 特別の祈り
全能の神様、御子は天に迎えられ、御前で私たちのために執り成してくださっています。全世界のための私たちの祈りを聞き、終わりの時に万物をあなたの栄光へと導いてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン

3 讃美歌♪
み言葉の歌 教会讃美歌112番
 






4 聖書朗読
使徒言行録1章1-11節〈新p213〉 エフェソの信徒への手紙1章15-23節〈新p352〉


ルカによる福音書24章44-53節〈新p161〉



5 説教♪「証人として立たされて」


6 讃美歌♪
感謝の歌 教会讃美歌320番





7 信仰告白 使徒信条
天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。アーメン

8 交唱 
 神に向かってわたしは声をあげ、
     助けを求めて叫びます。
 主の慈しみは決して絶えない。
     主の憐れみは決して尽きない。
 それは朝ごとに新たになる。
     あなたのまことはそれほど深い。
 わたしの罪にみ顔を向けず、
     咎をことごとくぬぐってください。
 神よ、わたしのうちに清い心を創造し、
     揺るがぬ霊を、わたしのうちに新しくしてください。
 わたしをあなたのみ前から捨てず、
     あなたの聖なる霊をわたしから取り上げないでください。
 あなたの救いの喜びをわたしに返し、
     喜び仕える霊を与えて、わたしを支えてください。
 主よ、この日も、
     わたしたちを罪から守ってください。
 主よ、憐れんでください。
     わたしたちを憐れんでください。
 主よ、わたしたちの祈りを聞いてください。
     わたしたちの叫びの声をみ前に至らせてください。
 父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、
     初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン

9 祈 り
私たちを証人として立たせ、送り出してくださる主よ。
あなたがキリストを通して語ってくださった一つ一つのみ言葉を思い起こします。キリストは自らの思いを優先することなく、あなたの思いにゆだねてその生涯を歩まれました。そこには多くの悩み苦しみがあったことを、私たちは知っています。
今、あなたはキリストのみ言葉を通して、私たちに信仰を与え、証人として立ててくださっています。私たちが証人として立ち、その喜びを証していくために、絶えざる悔い改めを通して私たち自身もあなたからの赦しと愛を受け取ることができますように。そして一人でも多くの人が、私たちの証を受け、あなたのもとへと導かれますように、あなたが聖霊を通して私たちを用いてください。

今なお新型コロナウイルスの脅威の中に私たちは過ごしています。どうか私たち一人一人を守り導いてください。
私たちの目の前にある現実を、あなたのみ言葉と愛を通して受け取ることができますように。私たちの信仰が揺らぎ、あなたを見失うときにこそ、今日のみ言葉を通して、絶えざる祝福に私たちが満たされていることを思い起こさせてください。最前線で感染のリスクを負いながら懸命に治療にあたっている医療従事者の方々がいます。病に苦しんでいる人々がいます。その一人ひとりに、あなたがみ言葉を通して、愛をもって語り掛けてください。
私たちのすべてをあなたに委ねつつ、あなたが語ってくださったすべての福音を携え、力づけられて、聖霊を求める祈りを絶やすことがありませんように。

(※そのほか各家庭における祈りの課題を自由にお祈りください。)

すべてをあなたにお委ねいたします。この祈りを尊き主、イエスキリストの御名を通し、御前にお捧げいたします。アーメン

10主の祈り
  天の父よ。
  み名があがめられますように。
  み国が来ますように。
  み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
  私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
  私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
  私たちの犯した罪をお赦しください。
  私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
  み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。 アーメン

11 祝 福
 主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、
 あなたがたと共にあるように。アーメン


2020年5月21日木曜日

次回24日・主の昇天日礼拝のご案内

次週5月24日(日)は主の昇天日の礼拝です。

野口和音牧師の説教
「証人として立たされて」

と題して、
松本教会では10時半より主日礼拝として守られます。

長野教会の礼拝は、
新型コロナウイルス感染防止のため、
今週まで中止となりました。
来週31日より礼拝は再開されます。

当日10時より、当ブログにも家庭礼拝の式文と説教音声等を公開いたします。
また、10時半より礼拝のライブ配信もする予定です。
ご家庭で祈りの時を持つ際、用いていただければ幸いです。

† † †

イエスは言われた。「わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。」そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、言われた。「次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから始めて、あなたがたはこれらのことの証人となる。わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」
イエスは、そこから彼らをベタニアの辺りまで連れて行き、手を上げて祝福された。そして、祝福しながら彼らを離れ、天に上げられた。彼らはイエスを伏し拝んだ後、大喜びでエルサレムに帰り、絶えず神殿の境内にいて、神をほめたたえていた。

──ルカ福音書24章44-53節




2020年5月20日水曜日

今週の黙想文(ルカ13:5)

言っておくが、
あなたがたも悔い改めなければ、
皆同じように滅びる。
──ルカ福音書13章5節

† † †

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい続ける中で、神はどこにいるのかという問いに答えようとする本をある牧師が出していました。
その中で、ルカ13章の初めにシロアムの塔の倒壊によって犠牲になった人々についてのキリストの言葉を引用していました。つまり、この悲劇に対して誰が悪かったのかを追及することが重要なのではないというのです。
C.S.ルイスは痛みを神の「メガホン」だと言いました。
キリストが十字架の苦しみを通して、私たちの痛みの中に入ってこられたのです。そしてその慰め深い事実を、私たち自身が感じる今の心や身体の痛みのゆえに思い起こしたいのです。
「皆同じように滅びる」とキリストが言うのは、あなたが神様にこそ信頼を置き、悔い改めて永遠の救いへの道を歩みだしてほしいというキリストからの愛ある呼びかけなのです。
キリストは私たちのために復活し、あらゆる苦しみの中に立ち、死をも乗り越えてくださいました。そしてその永遠のいのちを私たちに分け与えてくださるのです。
その救い主の言葉にこそ耳を傾けましょう。

(20200517週報記載)

……今週の黙想とは……

日曜日だけではなく、平日においても聖書の言葉に触れていただく機会として用いてくだされば幸いです。
引用されているみ言葉だけでなく、聖書を開き、その前後や他の箇所を開いてみましょう。
そして、そこに生きていた人々に思いを馳せ、そこにあなたも生きていて、語りかけられているという気持ちで読んでみましょう。
自分はみ言葉を聞いてどのように感じたかを大切にし、ゆったりと考えてみてください。

あなたの日々がみ言葉によって豊かにされますように。

2020年5月17日日曜日

復活後第6主日礼拝 家庭礼拝用式文・音声


5月17日・復活後第6主日の家庭礼拝用式文です。
讃美歌・聖書朗読・説教音声等と一緒に用いていただければ幸いです。
♪が付いているところは、音声が流せます。

1 初めのことば
 主よ、わたしの唇を開いてください。この口はあなたの讃美を歌います。
 神よ、速やかにわたしを救い出し、主よ、わたしを助けてください。
 父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン

2 特別の祈り
永遠に生きておられる全能の神様、あなたは天と地のすべてを一つに結び付けてくださいます。豊かな憐れみによって、あなたのすべての子どもたちの祈りを聞き入れ、全世界に真理と平和の聖霊を授けてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン

3 讃美歌♪
み言葉の歌 教会讃美歌118番

↑拡大できます





4 聖書朗読
使徒言行録17章22-31節〈新p248〉 ペトロの手紙 一 3章13-22節〈新p432〉


ヨハネによる福音書14章15-21節〈新p197〉



5 説教♪「ひとりぼっちになんてさせない」


6 讃美歌♪
感謝の歌 教会讃美歌337番

↑拡大できます




  7 信仰告白 使徒信条
天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。アーメン

8 交唱 
 神に向かってわたしは声をあげ、
     助けを求めて叫びます。
 主の慈しみは決して絶えない。
     主の憐れみは決して尽きない。
 それは朝ごとに新たになる。
     あなたのまことはそれほど深い。
 わたしの罪にみ顔を向けず、
     咎をことごとくぬぐってください。
 神よ、わたしのうちに清い心を創造し、
     揺るがぬ霊を、わたしのうちに新しくしてください。
 わたしをあなたのみ前から捨てず、
     あなたの聖なる霊をわたしから取り上げないでください。
 あなたの救いの喜びをわたしに返し、
     喜び仕える霊を与えて、わたしを支えてください。
 主よ、この日も、
     わたしたちを罪から守ってください。
 主よ、憐れんでください。
     わたしたちを憐れんでください。
 主よ、わたしたちの祈りを聞いてください。
     わたしたちの叫びの声をみ前に至らせてください。
 父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、
     初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン

9 祈 り
私たちに語り掛けてくださる主よ。
あなたは御子によって天と地とを結び合わせ、御言葉を聞いて信じる者のために、救いの道を示してくださいました。主よ、たとえ世があなたを拒み、他の誰もあなたの姿、あなたの御言葉を聞き入れることがないような中にあっても、「信じなさい」という御言葉から語り始められたそのすべての御言葉を私たちの心に刻んでください。わたしたちのうちに注がれ、わたしたちのうちに生きるあなたの霊が、どうか私たちを愛で満たし、善き道へと導いてくださいますように。

全国の一部を残し、緊急事態宣言が解除されつつあります。この日々の息苦しさから解放されたがゆえに、誰かが他者の命を再び危険に冒してしまう、そのようなことがどうかありませんように。わたしたちのいのち、そして全ての人の命があなたによって造られ、憐れみと愛をもってここまで保たれてきたことを思い起こさせてください。感染者と死者が増え続ける中で、いのちの与え主なるあなたが私たちと共にあり、不安と動揺の中にあるわたしたちをどうにかして生かそうとしてくださっている、その幸いを、多くの人々が今日の御言葉から聞くことが出来ますように。
今なお新型コロナウイルスの終息のために懸命に働いておられる方に、あなたの励ましが豊かにありますように。病の中にある人々には癒しを与え、不安と動揺の中にある多くの人々を力強いみ言葉を通して、支えてください。

(※そのほか各家庭における祈りの課題を自由にお祈りください。)

すべてをあなたにお委ねいたします。この祈りを尊き主、イエスキリストの御名を通し、御前にお捧げいたします。アーメン

10主の祈り
  天の父よ。
  み名があがめられますように。
  み国が来ますように。
  み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
  私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
  私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
  私たちの犯した罪をお赦しください。
  私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
  み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。 アーメン

11 祝 福
 主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、
 あなたがたと共にあるように。アーメン

† † †

youtubeにて配信したライブ動画を保存しアップする予定でしたが、不具合のため保存できませんでした。
ライブ配信はまた来週にも行う予定です。
またよろしければ教会にもお越しください。

2020年5月14日木曜日

次回17日・復活後第6主日礼拝のご案内。

次週5月17日(日)は復活後第6主日の礼拝です。

野口和音牧師の説教
「ひとりぼっちになんてさせない」

と題して、
松本教会では10時半より主日礼拝として守られます。

長野教会の礼拝は、
新型コロナウイルス感染防止のため、
5月24日まで中止となりました。
なお、状況次第では再開が早まる場合があります。

当日10時半より、当ブログにも家庭礼拝の式文と説教音声等を公開いたします。
ご家庭で祈りの時を持つ際、用いていただければ幸いです。

† † †

「あなたがたは、わたしを愛しているならば、わたしの掟を守る。わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。この方は、真理の霊である。世は、この霊を見ようとも知ろうともしないので、受け入れることができない。しかし、あなたがたはこの霊を知っている。この霊があなたがたと共におり、これからも、あなたがたの内にいるからである。わたしは、あなたがたをみなしごにはしておかない。あなたがたのところに戻って来る。しばらくすると、世はもうわたしを見なくなるが、あなたがたはわたしを見る。わたしが生きているので、あなたがたも生きることになる。かの日には、わたしが父の内におり、あなたがたがわたしの内におり、わたしもあなたがたの内にいることが、あなたがたに分かる。わたしの掟を受け入れ、それを守る人は、わたしを愛する者である。わたしを愛する人は、わたしの父に愛される。わたしもその人を愛して、その人にわたし自身を現す。」

──ヨハネ福音書14章15-21節

2020年5月13日水曜日

今週の黙想文(詩編22:2)

わたしの神よ、わたしの神よ
なぜわたしをお見捨てになるのか。
──詩編22章2節

† † †

キリストが十字架で口にした言葉の中で最も有名なのが、詩編22編から引用されているこの言葉です。
22編には「主に頼んで救ってもらうがよい。主が愛しておられるなら/助けてくださるだろう。(9節)」という兵士の言葉や、「わたしの着物を分け/衣を取ろうとしてくじを引く。(19節)」のようにキリストの受難と重なる言葉が見られます。
キリストはそれらを思い起こしながら、言葉にできずともきっと祈られたのです。
「主よ、あなただけは/わたしを遠く離れないでください。わたしの力の神よ/今すぐにわたしを助けてください。(20節)」。
この22編は、23節以降は賛美の祈りとなり、「わたしの魂は必ず命を得」るという言葉で締めくくられます。
キリストは十字架の上においてなお、嘆きの祈りと共に、その苦しみでは終わらせることのない復活、神の救いを確信して祈られたのです。
私たちもキリストの十字架と復活を思い起こすとき、苦難と忍耐の先にある希望を、詩編22編から聞いてまいりたいのです。
それゆえに私たちはその次の詩編23編、「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。」という恵み深い慰めの祈りへと押し出されていくのです。

(20200510週報記載)

……今週の黙想とは……

日曜日だけではなく、平日においても聖書の言葉に触れていただく機会として用いてくだされば幸いです。
引用されているみ言葉だけでなく、聖書を開き、その前後や他の箇所を開いてみましょう。
そして、そこに生きていた人々に思いを馳せ、そこにあなたも生きていて、語りかけられているという気持ちで読んでみましょう。
自分はみ言葉を聞いてどのように感じたかを大切にし、ゆったりと考えてみてください。

あなたの日々がみ言葉によって豊かにされますように。

2020年5月11日月曜日

アグヌス・デイ(青式文・新式文/ハート)

世の罪をとりのぞく 神のこひつじ(よ)
あわれんでください
世の罪をとりのぞく 神のこひつじ(よ)
あわれんでください
世の罪をとりのぞく 神のこひつじ(よ)
平和をお与えください

(新式文のみ後奏が一小節入ります)

典礼歌「アグヌス・デイ」。
※(よ)は青式文のみ。



今日は松本教会玄関にある仔羊をかたどったステンドグラスからアグヌス・デイを。
従来のルーテル教会礼拝式文である青式文からと、新式文のハートの旋律から続けて演奏しました。
いつも聖餐の前に皆で歌われる典礼歌(賛美歌以外の礼拝中の曲)です。
多くの教会で聖餐に与れない中にあっても、主の救いと恵みを思い起こしつつ過ごしたいと思います。

「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。(ヨハネ14:1-2)」

今日、苦しみの中にあるあなたのために、
明日への不安の中にあるあなたのために、
キリストは十字架にかかられました。

弟子たちがそうだったみたいに、
不安や動揺の中にあるなら、
今は信じられないかもしれない、
今はその意味が分からないかもしれない。

でも、つらい今日を乗り越えた明日に、キリストは必ず救いを約束してくれています。
「信じなさい」と言ってくださったキリストの言葉に、身を委ねていきましょう。

***



復活後第5主日礼拝も守られて感謝いたします。
松本教会では久しぶりに礼拝堂での礼拝に、皆様と共に与ることができました。
長野教会の皆様もご家庭での祈りを合わせていただいていると思います。
一日でも早いコロナウイルスの終息と、また全員で教会に集うことのできる日を祈りたいと思います。

2020年5月10日日曜日

復活後第5主日礼拝・家庭礼拝式文・音声

5月10日・復活後第5主日の家庭礼拝用式文です。
讃美歌・聖書朗読・説教音声等と一緒に用いていただければ幸いです。
♪が付いているところは、音声が流せます。

1 初めのことば
 主よ、わたしの唇を開いてください。この口はあなたの讃美を歌います。
 神よ、速やかにわたしを救い出し、主よ、わたしを助けてください。
 父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン

2 特別の祈り
全能の神様、御子イエス・キリストは道であり、真理であり、いのちです。私たちが互いに愛し合い、主の戒めの道を歩んで、御子の復活の命を世界中の人々と分かち合ことができるように恵みを与えてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン

3 讃美歌♪
み言葉の歌 教会讃美歌416番

↑拡大できます




4 聖書朗読
使徒言行録7章55-60節〈新p227〉 ペトロの手紙第一 2章2-10節〈新p429〉


ヨハネによる福音書14章1-14節〈新p196〉



5 説教♪「わかりません、に立ち向かえ」


6 讃美歌♪
感謝の歌 教会讃美歌398番

↑拡大できます




  7 信仰告白 使徒信条
天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。アーメン

8 交唱 
 神に向かってわたしは声をあげ、
     助けを求めて叫びます。
 主の慈しみは決して絶えない。
     主の憐れみは決して尽きない。
 それは朝ごとに新たになる。
     あなたのまことはそれほど深い。
 わたしの罪にみ顔を向けず、
     咎をことごとくぬぐってください。
 神よ、わたしのうちに清い心を創造し、
     揺るがぬ霊を、わたしのうちに新しくしてください。
 わたしをあなたのみ前から捨てず、
     あなたの聖なる霊をわたしから取り上げないでください。
 あなたの救いの喜びをわたしに返し、
     喜び仕える霊を与えて、わたしを支えてください。
 主よ、この日も、
     わたしたちを罪から守ってください。
 主よ、憐れんでください。
     わたしたちを憐れんでください。
 主よ、わたしたちの祈りを聞いてください。
     わたしたちの叫びの声をみ前に至らせてください。
 父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、
     初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン

9 祈 り
いのちの与え主なる神様。
あなたが与えてくださったひとりひとりのいのちが、今脅かされています。見えないものよりも見えるものにこそ重きを置いてしまう私たちですが、どうか主よ、私たちの歩みの中にこそあなたが人として共に生きてくださったことを思い起こさせ、み言葉を通して私たちを励ましてください。
苦しく険しい道を歩むときには、あなたが受難の道を歩まれたことを思い起こします。目の前で助けを求めている人がいれば、隣人愛を教えたたとえ話を思い起こします。憎しみあうのではなく赦しあい、傷つけあうのではなく慰めあう関係を保つことができますように、私たち一人ひとりを導いてください。
そしてどうか、不安に苛まれている人々がいれば、あなたの希望を分かち合い、支えあって生きることができますように。わたしたちのすべてのわざにおいてあなたの愛が成し遂げられますように。そしてどうか、過ちがあるときにはその罪を赦してください。
主よ、あなたは祈りを必ず聞き届けてくださいます。新型コロナウイルスの感染者が増え続け、今日も一所に集うことのできない兄弟姉妹がいます。最前線で感染のリスクを負いながら懸命に治療にあたっている医療従事者の方々がいます。あなたが一人ひとりに、み言葉を通して語り掛けてください。不安に満ちた明日であろうとも、示してくださった救いへの道が確かに続いていることを力強く証してください。私たちのすべてをあなたに委ねつつ、忍耐と希望を絶やすことなく歩み続けることができますように。

(※そのほか各家庭における祈りの課題を自由にお祈りください。)

すべてをあなたにお委ねいたします。この祈りを尊き主、イエスキリストの御名を通し、御前にお捧げいたします。アーメン

10主の祈り
  天の父よ。
  み名があがめられますように。
  み国が来ますように。
  み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
  私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
  私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
  私たちの犯した罪をお赦しください。
  私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
  み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。 アーメン

11 祝 福
 主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、
 あなたがたと共にあるように。アーメン

2020年5月7日木曜日

次回10日・復活後第5主日礼拝のご案内

次週5月10日(日)は復活後第5主日の礼拝です。

松本教会では野口和音牧師の説教
「わかりません、に立ち向かえ」

と題して、
松本教会では10時半より主日礼拝として守られます。

長野教会の礼拝は、
新型コロナウイルス感染防止のため、
5月24日まで中止となりました。
なお、状況次第では再開が早まる場合があります。

当日10時半より、当ブログにも家庭礼拝の式文と説教音声等を公開いたします。
ご家庭で祈りの時を持つ際、用いていただければ幸いです。

† † †

「心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい。わたしの父の家には住む所がたくさんある。もしなければ、あなたがたのために場所を用意しに行くと言ったであろうか。行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。わたしがどこへ行くのか、その道をあなたがたは知っている。」トマスが言った。「主よ、どこへ行かれるのか、わたしたちには分かりません。どうして、その道を知ることができるでしょうか。」イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになる。今から、あなたがたは父を知る。いや、既に父を見ている。」フィリポが「主よ、わたしたちに御父をお示しください。そうすれば満足できます」と言うと、イエスは言われた。「フィリポ、こんなに長い間一緒にいるのに、わたしが分かっていないのか。わたしを見た者は、父を見たのだ。なぜ、『わたしたちに御父をお示しください』と言うのか。わたしが父の内におり、父がわたしの内におられることを、信じないのか。わたしがあなたがたに言う言葉は、自分から話しているのではない。わたしの内におられる父が、その業を行っておられるのである。わたしが父の内におり、父がわたしの内におられると、わたしが言うのを信じなさい。もしそれを信じないなら、業そのものによって信じなさい。はっきり言っておく。わたしを信じる者は、わたしが行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようになる。わたしが父のもとへ行くからである。わたしの名によって願うことは、何でもかなえてあげよう。こうして、父は子によって栄光をお受けになる。わたしの名によって何かを願うならば、わたしがかなえてあげよう。」


──ヨハネ福音書14章1-14節

2020年5月6日水曜日

今週の黙想文(ヨハネ1:29)

見よ、世の罪を取り除く神の小羊だ。
──ヨハネ福音書1章29節

† † †

聖書の中で最も恐ろしいことは、イエス・キリストが十字架の上で父なる神から見捨てられたという出来事です。
この出来事は、神の御心と御業は私たちにとって必ずしも理解しやすいことばかりでなく、また都合の良いものばかりではないということを表しています。
私たちにとって最も苦しい時にすら神は沈黙することがあるのです。
しかしキリストの復活には、神が沈黙のうちに誰も予想できなかった慰めと救いを用意してくださっていることがあらわされています。
罪が生み出すあらゆる困難に対して立ち向かい、救いへと導かれたキリストのあらゆる姿が聖書には記されていますが、私たちが救いを得るために求められているのは、そのすべての姿を学び、解釈し、記憶することではないのだと思います。
私たちに求められているのはただ「見よ」ということだけなのです。
あなたが苦しみの中にあるとき、十字架を見上げましょう。
その涙をキリストは決して見逃されることはありません。
あなたの涙をぬぐうために、キリストは十字架を背負い、そして復活されたのです。

(20200503週報記載)


……今週の黙想とは……

日曜日だけではなく、平日においても聖書の言葉に触れていただく機会として用いてくだされば幸いです。
引用されているみ言葉だけでなく、聖書を開き、その前後や他の箇所を開いてみましょう。
そして、そこに生きていた人々に思いを馳せ、そこにあなたも生きていて、語りかけられているという気持ちで読んでみましょう。
自分はみ言葉を聞いてどのように感じたかを大切にし、ゆったりと考えてみてください。

あなたの日々がみ言葉によって豊かにされますように。

2020年5月4日月曜日

As the Deer/鹿のように


谷川の流れを慕う 鹿のように
主よ わが魂 あなたを慕う
あなたこそ わが盾 
あなたこそ わが力
あなたこそ わが望み
我は 主を仰ぐ

(「鹿のように(As the Deer)」リビングプレイスより)

松本教会聖壇右側、司式者席の背には、左側のアルファのステンドグラスに対応した、オメガのステンドグラスが嵌められています。
こちらは教会の外壁に面しているので、いつも明るく光が差し込んでいます。
アルファとオメガから差し込む光が中央の聖卓を照らし出しているのを司式者席から見ていると、「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる(マタイ28:20)」のみ言葉が思い起こされました。

緊急事態宣言が延長され、当面の間は礼拝の自粛が望ましいとされる状況の中にあってなお、一人ひとりと共にいてくださる主によって、私たちは一つとされています。
新型コロナウイルスの終息を願い、共に祈りを合わせてまいりましょう。


教会の庭のあんずの樹に、小さなあんずの実がなり始めていました。
新型コロナウイルスに加え異常気象にも見舞われているなかで、神様からの恵みは変わらず与えられることを教えてくれているようです。
何事にも神様にこそより頼みつつ、また「あなたこそわが盾、わが力、わが望み」と歌いながら、日々過ごしてまいりましょう。

2020年5月3日日曜日

復活節第4主日礼拝 家庭礼拝用式文・音声

5月3日・復活後第4主日の家庭礼拝用式文です。
讃美歌・聖書朗読・説教音声等と一緒に用いていただければ幸いです。
♪が付いているところは、音声が流せます。

1 初めのことば
 主よ、わたしの唇を開いてください。この口はあなたの讃美を歌います。
 神よ、速やかにわたしを救い出し、主よ、わたしを助けてください。
 父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン

2 特別の祈り
私たちの羊飼いである神様、あなたは私たちひとりひとりの名を呼んで、死の谷を越えて安らかな地へと導いてくださいます。あなたの家に用意されている喜びの宴に向かって確かな足取りで歩むことができるよう、御声をもって私たちを導いてください。あなたと聖霊とともにただ独りの神、永遠の支配者、御子、主イエス・キリストによって祈ります。アーメン

3 讃美歌♪
み言葉の歌 教会讃美歌410番

↑拡大できます



4 聖書朗読
使徒言行録2章42-47節〈新p217〉 ペトロの手紙第一 2章19-25節〈新p431〉


ヨハネによる福音書10章1-10節〈新p186〉



5 説教♪


6 讃美歌♪
感謝の歌 教会讃美歌388番

↑拡大できます



  7 信仰告白 使徒信条
天地の造り主、全能の父である神を私は信じます。そのひとり子、私たちの主イエス・キリストを、私は信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリヤから生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、に下り、三日目に死人のうちから復活し、天に上られました。そして全能の父である神の右に座し、そこから来て、生きている人と死んだ人とをさばかれます。聖霊を私は信じます。また聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。アーメン

8 交唱 
 神に向かってわたしは声をあげ、
     助けを求めて叫びます。
 主の慈しみは決して絶えない。
     主の憐れみは決して尽きない。
 それは朝ごとに新たになる。
     あなたのまことはそれほど深い。
 わたしの罪にみ顔を向けず、
     咎をことごとくぬぐってください。
 神よ、わたしのうちに清い心を創造し、
     揺るがぬ霊を、わたしのうちに新しくしてください。
 わたしをあなたのみ前から捨てず、
     あなたの聖なる霊をわたしから取り上げないでください。
 あなたの救いの喜びをわたしに返し、
     喜び仕える霊を与えて、わたしを支えてください。
 主よ、この日も、
     わたしたちを罪から守ってください。
 主よ、憐れんでください。
     わたしたちを憐れんでください。
 主よ、わたしたちの祈りを聞いてください。
     わたしたちの叫びの声をみ前に至らせてください。
 父、み子、聖霊の神にみ栄えあれ、
     初めも今ものちも、世々に絶えず。アーメン

9 祈 り
いのちの与え主なる神様。
新型コロナウイルスが猛威を振るい、今なお私たちは危機の中に立たされています。多くの恐れと不安の中で日々を過ごしながら、他者との関わりを制限された私たちは、わたしたちが誰かと共に関わりあって生きる存在であることを忘れてしまうことがあるかもしれません。
愛し合い、赦しあい、支えあい、配慮しあう関係のうちに生きることを忘れ、自分勝手になり、また自分の力により頼んで、奪い合うこと、傷つけあうことが起こってくるかもしれません。
主よ、どうかそのようなときにこそ、あなたのみ言葉を通して悔い改めさせてください。罪の深みに沈み込んでいる人々、心無い言葉を吐き、誰かを傷つけるその人のためにこそあなたが十字架の犠牲となられたことを思い起こさせてください。そして復活によって、そのすべての人々を豊かな命へと導く羊として招いてくださっていることを、傷ついた人々の心にこそみ言葉を通して語ってくださいますように。
あなたの果てしない憐みと愛のうちに、私たちを今なお良き羊飼いとして導いてくださっていることを、わたしたちは信じます。どうか主よ、この苦難に満ちた現実を乗り越えるための力を与えてください。
一日も早い新型コロナウイルスの終息を祈り求めます。また、多くの人々が外出自粛を守る中で、この社会を動かすために働いておられるお一人お一人の健康をどうか守ってください。その労をねぎらい、また必要な休息が与えられますように。

(※そのほか各家庭における祈りの課題を自由にお祈りください。)

すべてをあなたにお委ねいたします。この祈りを尊き主、イエスキリストの御名を通し、御前にお捧げいたします。アーメン

10主の祈り
  天の父よ。
  み名があがめられますように。
  み国が来ますように。
  み心が天で行なわれるように、地上でも行なわれますように。
  私たちに今日もこの日の糧をお与えください。
  私たちに罪を犯した者を赦しましたから、
  私たちの犯した罪をお赦しください。
  私たちを誘惑から導き出して、悪からお救いください。
  み国も力も栄光も とこしえにあなたのものだからです。 アーメン

11 祝 福
 主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、
 あなたがたと共にあるように。アーメン

2020年5月1日金曜日

次回・5月3日の礼拝は中止となりました。

次週5月3日(日)は復活後第4主日の礼拝です。

長野教会・松本教会の礼拝は、
新型コロナウイルス感染防止のため、
今週まで中止となります。
5月10日以降の礼拝の再開については協議中です。
決まり次第本ブログにて告知いたします。

当日10時半より、家庭礼拝の式文と説教音声等を公開いたします。
ご家庭で祈りの時を持つ際、用いていただければ幸いです。

† † †

「はっきり言っておく。羊の囲いに入るのに、門を通らないでほかの所を乗り越えて来る者は、盗人であり、強盗である。門から入る者が羊飼いである。門番は羊飼いには門を開き、羊はその声を聞き分ける。羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。自分の羊をすべて連れ出すと、先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。ほかの者たちの声を知らないからである。」イエスは、このたとえをファリサイ派の人々に話されたが、彼らはその話が何のことか分からなかった。
イエスはまた言われた。「はっきり言っておく。わたしは羊の門である。わたしより前に来た者は皆、盗人であり、強盗である。しかし、羊は彼らの言うことを聞かなかった。わたしは門である。わたしを通って入る者は救われる。その人は、門を出入りして牧草を見つける。盗人が来るのは、盗んだり、屠ったり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。

──ヨハネ福音書10章1-10節