本日28日は四旬節第2主日の礼拝でした。
松本教会では通信礼拝として、長野教会では主日礼拝として守られました。
四旬節の間、キリストの受難をおぼえつつ過ごせますように。
説教題「今はない和解のために」
私たちはどうしても自分の働きには報いを求めてしまいますが、どうかその働きのすべてをあなたに捧げる者としてください。
そしてそれゆえに、あなたが私たちの働きを用いてくださったことを知らされる時には、全き恵みとしてそれが与えられ、喜びに満たされますように。
一人でも多くの人が病に苦しみ悩まされることないように、導いてください。副作用があり、そこに恐れを持つ人々がいます。その人々の恐れを取り除いてください。
いたずらに恐怖をあおることなく、皆がこの苦難を乗り越えるために必要な知識と選択とを選び取ることが出来ますように。
どうかあなたが病の中にあって苦しむ一人ひとりに御手をのばし、癒しをお与えください。
苦しみのなかにあるとき、私たちは余裕を失い、自分のことしか考えられず、誰かを傷つけてしまうこともあります。
どうか感謝と謙遜をもって関わりあうことが出来るようにあなたが導いてください。
厳しい状況の中治療にあたっている医療従事者の方がおられます。死に直面し、自らを責め、その働きを担えなくなる人もいます。
どうかその人の傷ついた心に十字架の痛みをもってあなたが寄り添い癒してくださいますように。あなたが赦しをお与えくださったように、私たちのうちに赦しの心を満たしてください。
自分自身を赦し、そして誰かを赦せる心をもって、私たち一人ひとりのうちに、和解の道を開いてください。