本日1月30日は、顕現後第4主日の礼拝でした。
10時半より、長野教会・松本教会共に、会堂での礼拝を中止し、ライブ配信のみの礼拝として守られました。
それぞれの場所において祈りを合わせてくださった方々に感謝いたします。
長野県では蔓延防止等重点措置(緊急事態宣言)が出され、心なしか街中も緊張した雰囲気があります。
場所と時間を超えて祈りを合わせている方々がおられるということを支えに過ごしています。
来週までは会堂での礼拝は中止されていますが、一日も早く減少傾向に向かうように、祈りを合わせましょう。
また、病の中にある人々には癒しを、このような状況の中でも懸命に働いておられる方々一人ひとりの健康が守られますように。
コリントの信徒への手紙 一 13章1-13節〈新p317〉
ルカによる福音書4章21-30節〈新p108〉
私たちがあなたの御名によって祈りを捧げる時、全てのことをかなえてくださると仰ってくださいました。
しかし主よ、私たちが祈りを捧げる時、まず私たち自身の罪と無力さとに目を向けることが出来ますように。
私たち自身をあなたの御心にお委ねすることから、私たちが祈りを始めることが出来ますように。
主よ、この世にはあらゆる不平等と不自由が私たちを苛んでいます。
私たちの心に巣食う罪が、はるか昔から私たちから他者を愛し配慮する心を奪ってきました。
どうか主よ、あなたにあらゆる罪を赦されていることを私たちが信じる時、その大きな神様の愛のゆえに、私たちもまた、あなたの愛と赦しに満ちた関わりへと生かしてください。
自らの罪に目を向ける勇気を与え、悔い改めへと招いてください。
特に最近では、大きな不安と怖れとが多くの人々の心を支配しています。
余裕を失い、他者を省みることが出来なくなり、傷つけあう姿が、悲しい事件となって報道されています。
どうか主よ、そのように心から余裕をなくし、自分の思いだけに囚われている一人ひとりの心を、踏みとどまらせてください。
ますます勢いを増すコロナ禍において、この苦難を乗り越えるために必要な信仰と、希望と、愛とを、世に生きる一人ひとりのうちにお与えくださいますように。
こうしてあなたに祈りを捧げることさえ、ひとところに集まることが出来ないままの状況が続いていますが、私たちがいつどこにあっても、あなたの御名によって一つの群れとされていることをおぼえさせてください。
あなたからの平安に満たされるために、あなたへの祈りを絶やすことのないように、悔い改めをもって私たちを導いてください。